【注意】必ず一読ください。
今回の記事は自分自身のためのお勉強の記事です。
医学要素を含むため、基本的には引用、引用した情報の嚙み砕きのみを記載します。
本記事に記載されている内容は絶対に鵜呑みにしないでください。
素人が、自分用にかみ砕くために書いています。
その点ご了承ください。
私には引用元の信憑性を評価できません。
何も知らない状態を是正するためなので、参考程度だと思っています。
また、無痛分娩に関して、肯定だの否定だのとチープな話題は論じるつもりもありません。
妻と生まれてくる子供が分娩後も健康でいること。
勉強の目的はこれだけです。
宜しくお願いいたします。
無痛分娩とは何か
分娩について
まずは分娩を知る。
分娩(ぶんべん、独: Geburt、英: Birth)とは、哺乳類などの胎生の動物で、胎児が雌の胎内(子宮内)から出ること、及び出る経過を指す。社会的・文化的側面も含み、分娩よりも広い概念として、お産(おさん)や出産(しゅっさん)がある。
ウィキペディアより
これは本当に単なる知識要素。
無痛分娩について
では無痛分娩とは何か
無痛分娩(むつうぶんべん、英: epidural birth)とは、麻酔を用いて痛みを緩和しながら分娩(経膣分娩)を行うことである[1]。麻酔法は一般的に硬膜外麻酔である[2]。母体の背骨の隙間から脊髄の近くに細くて柔らかいチューブを入れ、下半身だけ麻酔を行う[2][3][4][5][6]。分娩前後の痛みを緩和する手段は、硬膜外麻酔以外にも数多くある。これらは硬膜外麻酔の代替として行われるだけではなく、硬膜外麻酔と併用されることも多い。
ウィキペディアより
私が事前に知っていた知識としては麻酔を用いる処置を指すと理解していたが
非薬理学的鎮痛方法(要は麻酔などの薬理学的な処置を用いない方法)も含むということで、
あくまで、分娩中の医薬的処置・手段である。と理解した。
分娩時に胎児が娩出(べんしゅつ)される際に
痛みが障害となるため、その障害を取り除いてあげる手段のことを指している。
発生した疑問「分娩中の医薬的処置なのであれば普及しきっていないのはなぜ?」
無痛分娩の普及率について
無痛分娩は505施設(全分娩取扱施設の26%)で実施され、その実施率は全分娩の8.6%
無痛分娩関係学会・団体連絡協議会の記事より
厚生労働省が定期的に調査を実施し、公表している情報。
あまりにも低い。が、これでも年々増加傾向にあるとのこと。
なんで普及しない?
- 麻酔科医の確保が困難で無痛分娩の対応ができない
- 過去の悪しき風潮に引きずられている人がいる
- 分娩時の費用的な問題
1点目がボトルネックなのだろうと思う。
2点目はどうでもいいが、3点目は出産育児一時金(厚生労働省HP)を含めたとしても
確かにそれなりに負担にはなる。
無痛分娩が医療処置として必要になる”痛み”について
では具体的にどのような痛み対して処置するのか?
痛みの種類
- 陣痛(子宮の収縮による痛み)
- 開口痛(子宮口が押し広げられることによる痛み)
- 体性痛(赤ちゃんが膣を通る際に痛みの神経を刺激することによる痛み)
これらを産痛と呼び、進行するにつれて、痛みが強くなる。
想像できない。調べているだけで怖くなります。
これらの痛みにより、母親の体力は削られていくわけですね。
特にこの後半の痛みを取り除くことで母体の体力を確保できる。
それによって産後の健康にもつながるという理解をしました。
詳しくは東大医科大学病院 産科・婦人科のPDFを参照ください。
無痛分娩のメリットは?
- 身体の負担を軽くする
- 血圧の上昇を抑える
- 痛みを和らげ、体力の確保ができる
前述した痛みによるものだけではなく、もともと心臓や肺の調子が悪いなど、
状態を考慮した方法をとれることそのものに大きなメリットがある。と、理解しました。
無痛分娩のデメリット(リスク)は?
- 分娩の時間が長くなる
- 陣痛を促す薬を使う頻度が高くなる
- 麻酔によって起こりうる症状が発生する
- 力が入りにくくなる
- 血圧が下がる
- 排尿感が弱くなる
- 稀だが重い症状が発生する可能性がある
デメリットやリスクも知る必要があります。
メリットもそうですが、妊婦は全員別人なので、人によって異なる部分です。
お産をお願いする産婦人科の担当医の話をよく聞く必要があると理解しました。
まとめ
正直なところ、普段触れない用語の氾濫で頭が痛くなりました(笑)
しかし、無痛分娩という手段が、お産を進行させるために
いかに有効な手段かを私なりに理解ができました。
妻は最初から無痛分娩を希望しているため、もともとその希望を尊重するつもりでしたが、
私自身が理解することでむしろ事前に計画しての無痛分娩を選択して欲しくなりました。
分娩という大きなイベントにおいて
赤ちゃんと妻のことを考えた時に支払うべきコスト(費用ではない)は何か。
これを夫婦でよく話し合うことが大切なのだと思います。
とても有意義な勉強ができたと思います。